【巨人】守護神バルドナード 痛恨のサヨナラ打献上「言い訳せず結果をしっかり受け止めて…」

サヨナラ打を許し、肩を落とす巨人・バルドナード(中)

巨人の守護神アルベルト・バルドナード投手(31)が1日の西武戦(ベルーナ)で1点リードの9回から登板するも、西武打線の逆襲に遭いサヨナラ負けを喫した。

思わぬ誤算となった。バルドナードは9回の先頭・源田に11球粘られた末に左前打を放たれると、犠打と四球で一死一、二塁のピンチに。西武の主砲・中村剛こそ右飛に打ち取って二死一、二塁と追い込んだが、蛭間に左前適時打を浴びて同点、続く元山には右前適時打を許し、逆転サヨナラ負けを喫した。

阿部監督も「バルで何試合も勝ってきたからね。たまにはこういう時もあるし。明日しっかり切り替えて、勝ち越せるようにするだけです」と助っ人守護神を擁護したが、左腕自身は自らの責任を痛感。「結果を出せずに負けてしまったので、これは受け入れるしかない。当然、負けたくないと思って全力で毎回投げてますが、こういう風な結果になることもあると思う。次回は負けないように」とリベンジを誓った。

疲労が重なる中、不慣れなベルーナドームでの登板となったが、決して言い訳はしない。「望んでない結果でしたけど、環境のせいではない。疲れがどうこうというのは言い訳にしかならないので。仮に今日結果が出てたら、疲れてるなんてことは絶対に考えない。言い訳をせずに結果をしっかりと受け止めて、次に同じ結果にならないように頑張るのが大事」と自分自身の責任を強調しながら前を向いた。

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