SNSで発信「多摩区愛」 アンバサダー新たに4組 川崎市多摩区・川崎市麻生区

佐藤区長(後列中央)とアンバサダー

多摩区の魅力をSNSを通じて発信する「多摩区PRアンバサダー」に、区内で活動を行う9組が選ばれた。

この取り組みは自然や文化施設など、多摩区の地域資源をSNSを通じて区内外へ発信することで、交流人口の増加や地域活性化につなげることを目的に実施されており、今年で2年目。魅力を発信するアンバサダーには、昨年の参加者の一部に加え、新たに4組が加わった。区の担当者は「行政目線に囚われず区民の目で発信してほしい」と期待を寄せる。

今年はより詳細な情報を伝えるため、昨年活用したインスタグラムに加え、文字数制限なく記事コンテンツを発信できるSNS「note」も採用。アンバサダーの投稿内容に規定は設けないものの、地域イベントへの積極的な参加、ハッシュタグをつけての投稿を呼び掛ける。

5月21日には生田出張所で任命式が行われ、佐藤直樹多摩区長から任命状が授与された。佐藤区長は「全世界とつながれるSNSで区の活気、魅力を今まで以上に発信してほしい」と挨拶。その後行われたキックオフミーティングでは親睦を深めながら多摩区への愛を語った。新たに任命された「にしにし家」さんは「多摩区に住み始めた人に頼ってもらえるチュートリアル的な役割を果たしたい」と意気込んだ。区担当者は「アンバサダー同士の交流、情報共有ができる場を増やし、より良いものにできれば」と思いを語った。

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