【レシピ】蒸し暑い日のお弁当にも!米酢を使ったさっぱり漬物3選

気温や湿度が高くなってくると、食欲がなくなってきますよね。
今回は、そんな時にオススメの米酢を使った野菜1品の漬物3品を、野菜や果物のおいしさを引き出す野菜料理家の越野美樹さんがご紹介します。

蒸し暑い時こそ漬物!

物価高の今、漬物は買わずに手作りするのが一番!
たくさん作って常備菜として楽しめます。

暑くて蒸し蒸しする時期、火を使わずに作れるおかずがオススメ。
漬物があれば、お弁当のすきまも埋められます。

漬物はさっぱりしているので、食欲がなくなる季節にご飯のお供としても最適!
中でも、お弁当の傷みが気になるこの時期は特に、米酢を使ったお漬物がオススメです。

米酢を使った漬物3種をご紹介します。

ピリ辛!「大根の中華風漬け物」

ごま油と鷹の爪をきかせた中華風のお漬物。

夏大根は辛味があるので、米酢の酸味、本みりんの甘味を加えて調和させます。

【材料】4人分

大根 200g
塩 6g(大根の3%)
鷹の爪 1本
本みりん 大さじ1
米酢 大さじ1
ごま油 小さじ1

【作り方】

1 大根は一口大の乱切りにする。鷹の爪はキッチンバサミなどで輪切りにする。

2 ボウルに1と塩を入れてよく混ぜる。

3 10分ほどして水気が出てきたら、本みりん、米酢、ごま油、鷹の爪を入れてよく混ぜる。

※そのまま30分ほど漬ければできあがり!一晩おくと味がよく染み込みます。

さっぱり!「切り干し大根とにんじんのハリハリ漬け」

切り干し大根を戻さずに調味液に漬けるだけ!

シャキシャキ食感が楽しく、さっぱりといただけます。

【材料】4人分

切り干し大根 50g
にんじん 1/4本
本みりん 大さじ1
米酢 大さじ3
醤油 大さじ1

【作り方】

1 切り干し大根はさっと洗ってザルにあげ、水気を切っておく。
2 にんじんは千切りにする。
3 ボウルに1、2、本みりん、米酢、醤油を入れてよく混ぜる。
※時々混ぜながら30分ほどたったらできあがり!ひと晩おくと味がよく染み込みます。

無限!「きゅうりの調味漬け」

きゅうりがたくさん手に入ったら作りたい1品。

温める、冷やすを繰り返すことで味がしみしみに!

【材料】4人分

きゅうり 3本
米酢 大さじ2
醤油 大さじ2
ごま油 小さじ1
七味唐辛子 少々

【作り方】

1 きゅうりは乱切りにする。
2 鍋に1、米酢、醤油、ごま油を入れて中火に熱し、時々混ぜながら沸騰させる。
3 5分ほど冷ます。
4 2と3をあと2回ずつ繰り返す。
5 七味唐辛子を加えて、よく混ぜる

自分で漬物を作れば添加物もなく、好みの塩分に仕上げられます。

どれも冷蔵庫で清潔な容器に入れれば2−3日日持ちしますので、たくさん作って楽しんでくださいね。

新玉ねぎの魅力は、何より甘いこと!その甘さは生食だけでなく、加熱した料理でも楽しめますよ。

ただし、新玉ねぎは足がはやいので、買ったらすぐにいろいろな料理を楽しんでください。

旬の野菜をたっぷり食べると、季節に合った体に整えてくれますよ。

■執筆/越野美樹…調理師資格・野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理、自然住宅・田舎暮らし・SDGs、暮らしの節約術など、レシピやコラムで発信する。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※気温の高い時期はおべんとうが傷みやすいので注意してください。気温25度以上の日には生野菜を避け、卵や練り物、肉・魚類にきちんと火を通すことをお勧めします。

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