「強くあり続ける」 ワイルドナイツの堀江、内田選手が群馬・大泉町を訪問

 ラグビーリーグワン1部の埼玉パナソニックワイルドナイツに所属し、今季限りで引退する堀江翔太(38)=写真左、内田啓介(32)=同右=の両選手らが31日、群馬県大泉町役場に村山俊明町長を訪ね、今季の成績を報告した。

 ワイルドナイツは5月のプレーオフの決勝で惜敗した。堀江選手は「準優勝だったが強いチームであり続けている誇りがある。周囲のサポートのおかげで成長できた」と語った。内田選手は「悔しさもあるが経験を糧に次に進みたい」と話した。

 飯島均ゼネラルマネージャーは「2度目の準優勝。来季こそ優勝したい」。村山町長は「一生心に残る名勝負だった。町の誇りとして次はぜひ優勝して」と激励した。

 チームはパナソニックの前身で町の基幹産業だった東京三洋電機のラグビー部として創部された。拠点を埼玉県熊谷市に移してからも、町では職員が業務中にチームのシャツを着たりと一丸となって応援している。

© 株式会社上毛新聞社