声失っても教壇へ がんで声帯摘出、人工喉頭に 外村 正人さん(67)=宮崎市・江平小

声帯を摘出し人工喉頭を使って教壇に立ち続ける外村正人さん=宮崎市・江平小

 宮崎市・江平小(近藤公博校長、853人)で4年生の理科を担当する元小学校長の外村正人さん(67)は、喉頭がんの再発で2年前に声帯を摘出。声を出しやすくする器具を埋め込む手術などを経て教壇に戻り2年目を迎えた。子どもたちに理科の面白さを伝え、自身の姿を通して共生社会への理解促進にも取り組む。

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