OPECプラス、2日会合はリヤドで一部対面開催か=関係筋

Alex Lawler Maha El Dahan

[ロンドン/ドバイ 1日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」は6月2日の閣僚会合をオンラインで開催する予定だが、一部の参加国の石油担当相はサウジアラビアの首都リヤドに向かっていると関係筋が明らかにした。

関係者は31日、OPECプラスの一部の石油担当相がリヤドに招待されたと話していた。

サウジアラビアのエネルギー省は会合についてのコメント要請に応じていない。

OPECプラスは現在、世界全体の需要の約5.7%に当たる日量586万バレルの減産を行っている。

今回の会合では、減産を年末もしくは来年まで延長するかや、参加国の生産能力についても協議される見込み。

一連の会合は2日の0900GMT(日本時間午後6時)から始まる予定。会合は当初、ウィーンのOPEC本部で対面形式で開催予定だったが、24日にオンラインでの開催に変更されていた。

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