ショーン・レノンがヘンリー王子を「愚か」と批判 王室ファンから猛バッシング

ショーン・レノン(ロイター)

ジョン・レノンの息子ショーン・レノン(48)がヘンリー王子を痛烈に批判して王室ファンから猛バッシングを受けている。英紙ミラーが1日、報じた。

ショーンがX(旧ツイッター)に5月29日、「ヘンリー王子の自伝に対するボクの書評は二つの言葉だ。『勘弁して(Spare Me)』」と投稿した。ヘンリー王子の回顧録「スペア」をもじったダジャレだった。

王室ファン数人から、ヘンリー王子とショーンには、幼いころに親を亡くしたという共通点があるなどと指摘された。ショーンは後日、「実は、ボクたちには共通点があるってことは分かっているんだ。一度会ったことがある。彼が愚かだって気づく前のことだ」と語気を強めた。

ヘンリー王子は「スペア」で、凍傷になった局部(todger=トジャ)に故ダイアナ妃のお気に入りのリップクリームを塗って治療したエピソードを書いていた。

ショーンは「あのトジャのエピソードの後では、彼は嘲笑されて当然だ」と記した。

王室ファンはこの投稿に反論し、故ダイアナ妃の悲劇を指摘した。しかし、ショーンは「とても悲しいことだ。ボクは彼のことを責めない。ボクを悩ませているのは、彼の愚かさだ」と述べ、こう付け加えた。

「ボクが冗談を言ったからといって、彼に共感していないというわけではない。実際、共感している。また、ボクが彼の考え方にとても失望している理由でもある。ボクは彼がもっと賢い人であることを期待していた」

別の王室ファンから、ヘンリー王子が「スペア」でベストセラー作家になったことに対し、ショーンが嫉妬しているのではないかと書き込みがあった。

ショーンは「いや、気にしていないけど、今年はオスカーを受賞したから…まあまあいいんじゃないかな」とつづった。

今年の米アカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞した「War Is Over! Inspired by the Music of John and Yoko」の製作にショーンが関わっていたからだ。

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