新潟地方気象台は6月2日午後3時55分ごろ、雷と突風、降ひょうに関する北陸地方気象情報を発表した。北陸地方では3日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意するよう呼び掛けている。
同気象台によると、日本海を東北東に進む低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込む見込み。また、北陸地方の上空約5500メートルに氷点下18度以下の寒気が流れ込む予想となっている。このため、北陸地方では3日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達し、雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨の降る所がある見込み。
発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保をする必要がある。また、ひょうが降る恐れもあるため、農作物などの管理にも注意するよう呼び掛けている。