新垣比菜が6年ぶりの復活Vに涙 荒天の最終日に「70」で逃げ切る

新垣比菜(Atsushi Tomura Getty Images)

◇国内女子◇ヨネックスレディス 最終日(2日)◇ヨネックスCC(新潟)◇6339yd(パー72)◇雨(観衆2309人)

25歳の新垣比菜が2018年「サイバーエージェントレディス」以来6年ぶりのツアー2勝目を挙げた。

荒天のため最終組スタートが午前8時と早められた最終日。一時は同組でツアー5勝の穴井詩とマッチレースの様相を呈したが、新垣は首位から出て、4バーディ、2ボギーの「70」で通算14アンダーとし、3打差をつけて逃げ切った。

世代別最多のツアー優勝者15人がいる1998年度生まれの“黄金世代”で勝みなみ、畑岡奈紗に次ぐ3番目に優勝を手にしながら、20―21年シーズンにシード落ち。ノーシードで迎えた3年目に待望の復活Vとなった。

穴井は11アンダーで、8位から出て「68」で回った地元新潟出身の高橋彩華、蛭田みな美と並ぶ2位。産休から今季復帰した宮里美香が12位から出て「68」で10アンダー、復帰8戦目で最高の5位。マンデー予選会から出場したルーキー菅楓華は28位に終わった。

<上位成績>
1/-14/新垣比菜
2T/-11/高橋彩華、蛭田みな美、穴井詩
5T/-10/宮里美香、桑木志帆、全美貞、森田遥
9T/-8/青木瀬令奈

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