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自動で床の掃除をしてくれる便利なお掃除ロボット。最近ではカメラも搭載され、障害物を検知するとお知らせまでしてくれるタイプもあります。X(ツイッター)では、そんなお掃除ロボットに障害物として検知されてしまったいぬが話題に。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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これは障害物? お掃除ロボットを混乱させる小型犬
「今日もお掃除ロボットに激写されたかわいいイッヌ」
そんなコメントが添えられた2枚の写真は、お掃除ロボットに搭載されているカメラで撮影されたもの。そこには、検知したというメッセージとともに、床でくつろぐ1匹のいぬが写っています。
床で寝そべるいぬに気がついたお掃除ロボットは、「一時的な障害物があります」の通知を飼い主さんへお知らせしました。どうやら、いぬを障害物だと認識してしまったようです。
この写真がXで公開されると、なんと7万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「障害物にしてはかわいすぎる」「そのうちお掃除ロボットに乗ってそう」「めっちゃかわいい」など、障害物に間違われてしまったいぬに多くの声が寄せられました。
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小さい頃からお掃除ロボットと一緒
お掃除ロボットに障害物と間違えられてしまったのは、シーズーの女の子で2歳9か月の「あいす」ちゃん。暑さをしのぐために、廊下で寝そべっていたところ「一時的な障害物がここにあります」と、障害物として検知されてしまったようです。
実はあいすちゃん、よくお掃除ロボットに写真を撮られており、決して珍しいことではないのだそう。確かに、あいすちゃんの落ち着いた様子からも、お掃除ロボットには慣れっこなことがわかります。
「小さい頃からお掃除ロボットと過ごしているので、好きかはわからないですが、生活の一部だととらえているかもしれません。自分から近づくこともあります(笑)」
もしかしたら、ずっと一緒に過ごしているお掃除ロボットを、家族の一員だと思っているのかもしれませんね。飼い主さんは「何かあったときに危ないので、お留守番させるときはお掃除ロボットを稼働させていない」と、安全面もしっかりと考えています。
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育犬ノイローゼを乗り越え掴んだ絆
飼い主さんと出会った頃のあいすちゃんは、気が強く“パパっ子”全開。ケージを壊したり、徹夜で夜鳴きしたりと、飼い主さんは育犬ノイローゼで5キロも痩せてしまったこともあります。しかし、「諦めなかったからこそ絆が生まれ、今となってはかけがえのない家族です」と、今では毎日が幸せなのだそう。
頑固な一面もありますが、とても賢く甘えん坊な性格のあいすちゃん。最近は覚えたての“呼び出しベル”を連打し、別室にいる飼い主さん夫婦に“遊んでアピール”をするようになりました。
「パテラという病気で、手術を控えているため、このベルをナースコールのように使ってもらいたいなと“ママ”は企んでおります」
パテラとは、小型犬に多く見られるという「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」の通称のこと。放っておくと歩行に異常をきたすこともあるため、治療や手術が必要です。これから小さい体で手術に挑むあいすちゃんを、応援せずにはいられません。
あいすちゃんの普段の様子は、YouTubeチャンネル「【もちころシーズーあいす】チャンネル Fluffy Shihtzu Ice channel」でも見ることができます。これからも応援していきたいですね。
○取材協力:マイペース犬あいすの日常(@mochikoro_ice)さん