ロバーツ監督 大谷翔平のけん制死に「あれは計算したうえでのリスクだった」

ドジャースのロバーツ監督(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・ロバーツ監督が6勝目をマークした山本をねぎらった。1日(日本時間2日)のロッキーズ戦(ドジャースタジアム)に先発し、6回を101球投げて7安打1失点。走者を出しながらも要所をフォーシームでねじ伏せた内容に「4回までは球数が多かったが、最後の2イニングは1球目からストライクを投げ、早めにアウトを取れた。真っすぐの制球力がとてもよく、スプリットもところどころよく、カーブは後半の2イニングでよくなった」と褒めた。前日(31日)に誕生日だったが、1日遅れのウイニングボールは「もらっていない。ヨシノブがもらえていたらいい」と気にしていないようだ。

また、大谷翔平が3回に通算100盗塁を決め、直後にけん制死されたことには「(相手守備の)傾向があると見ていたんだけど、たまたまうまくいかなかった。野球ではよくあること。翔平は素晴らしく、あれは計算したうえでのリスクだった。私が失敗した」と間隙をついての仕掛けだったことを明かしている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社