特産「新宮茶」即売や茶そばわんこ楽しむ 四国中央で祭り

5年ぶりに復活した「霧の森お茶まつり」名物の茶そばわんこ大会

 新茶の時期に合わせ、愛媛県四国中央市特産の新宮茶をPRする「霧の森お茶まつり」が2日、同市新宮町馬立の観光施設「霧の森」であり、県内外の家族連れらがイベントや即売会を通して新宮茶の魅力に触れた。

 新型コロナウイルス流行の影響で中止になっていた大会名物「茶そばわんこ大会」が5年ぶりに復活し、県内外の4~65歳の計60人がエントリー。参加者は1杯15グラムの茶そばをテンポ良く頰張り、お茶の風味を楽しんだり自分の限界に挑戦したりしていた。

 今治市から家族で訪れ、子どもの部で41杯を記録し優勝した小学校6年生の男子児童(11)は「茶そばはちょっと苦みがあり、おいしかった。楽しかったのでまた参加したい」と話した。

新宮茶の即売会やマルシェなどが開催された「霧の森お茶まつり」

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