西条農高生による地産地消レストラン 20食限定オープン

調理した料理を丁寧に盛り付ける生徒

 西条農業高校の生徒が調理や接客を手がける高校生レストランが24日、西条市朔日市のホテル「ITOMACHI HOTEL 0(いとまちホテルゼロ)」を会場に開かれた。石垣の棚田が残る市南部の千町(せんじょう)地区と校内で収穫した食材を使ったオリジナルランチで来場者をもてなした。

 地域資源を生かした農業の発展や地域産業の活性化を目的に同校が2019年から実施。千町地区産のワラビやフキを使った前菜や、棚田で育てた米に枝豆とショウガを入れた炊き込みご飯など計6品を提供した。

完成した料理を来店客に運ぶ生徒
地元食材を使ったオリジナルランチの説明をする西条農業高生(右から2人目)
千町地区で収穫した山菜を、竹を加工した器に盛り付ける西条農業高生

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