橋本市から河内長野市、国道371号・府県間バイパス開通

橋本市柱本(はしらもと)と河内長野市天見(あまみ)を結ぶ国道371号・府県間バイパスが、きょう(2日)開通しました。

これは、開通後55年を経過した紀見(きみ)トンネルの老朽化に伴い、その東側に、新たに整備された天見紀見(あまみきみ)トンネルと、その先の石仏(いしぼとけ)バイパスの一部、あわせておよそ3・7キロで、片側1車線の地域高規格道路です。これにより、河内長野市天見から石仏までの石仏バイパスは全線が開通しました。

午後2時から、天見紀見トンネルの大阪側出入口付近で開通記念式典が行われ、関係者によるテープカットや通り初(ぞ)めで開通を祝いました。

そして、午後5時から、一般車両の通行ができるようになりました。開通により、交通渋滞の緩和や和歌山と大阪の地域連携の強化、また、防災面にも寄与すると期待されています。

なお、今回の開通区間を含む橋本市柱本交差点から大阪側の国道371号は、歩行者や自転車の通行はできません。

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