【巨人】阿部監督が緊急昇格の秋広優人へチクリ「1本打っても2本目が出てこない」

5回にヒットを放ちポーズを取る秋広優人

巨人の阿部慎之助監督(45)が7―1で快勝した2日の西武戦(ベルーナ)後に試合を総括した。

打線が繋がりを見せた。この日は両チームともに無得点と前半戦は投手戦の様相を見せたが、5回二死二塁から立岡の適時打で先制すると、丸、ヘルナンデス、吉川と連打でこの回一挙3点を奪った。7回にもヘルナンデスの適時打などからさらに3点を奪うと、先発・菅野も7回無失点と好投して最後まで主導権を明け渡さず、大差で勝利をものにした。

阿部監督は「みんなで繋ぐ意識を持ってやってくれたので良かったです。(菅野も)粘り強く結果的にいい投球だったと思います」と計14安打を放った打線と先発右腕を称賛。また、この日は2戦連続で欠場し試合前練習では打撃練習も行わずにベンチへと下がった坂本については「それ(休養的意味合い)もあるし、腰がちょっと重かったみたい。休み明け(の試合)は出場する予定でいきます」と軽症であることを明かした。

一方で、坂本の代役として緊急昇格し4打数1安打と結果を残した秋広については「1本打っても2本目がいつも出ないので。そこら辺は厳しく言っていこうかなと思います」と〝阿部節〟でチクリと刺した。

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