早田ひな 世界1位・孫穎莎に15度目の挑戦も敗れる。日本勢は8強で終戦【卓球 WTT重慶】

WTTチャンピオンズ重慶<5月30日~6月3日 大会3日目 @中国>

6月2日、女子シングルス準々決勝で早田ひな(23=日本生命/世界ランク5位)が孫穎莎(23=中国/同1位)にゲームカウント0-3で敗れた。

現世界最強と目される世界卓球2023覇者に対し、早田は過去0勝14敗と勝ちがない。パリ五輪直前の日中エース対決で、初勝利を目指した。

中国で圧倒的な人気を誇る孫が得点するたびに、歓声が上がる大アウェーの状況。1ゲーム目はラリーの主導権を握られたまま6-11で落とす。

孫穎莎 PHOTO:World Table Tennis

早田は第2ゲーム、巻き込みや投げ上げのサーブを見せて得意のフォアで攻め込む。だが普通なら決まるはずの球を幾度も返球する孫に、5-11で奪われる。

あとがない早田は、しゃがみ込みサーブを効果的に使い、連続攻撃で孫を台から下げ7-5とリード。

しかし孫にサイドを切る球を打たれつつ逆転され、9-11で落として敗れた。最後まで残っていた早田が敗れ、日本勢はベスト8が最高成績となった。

<WTTチャンピオンズ重慶 女子シングルス準々決勝>
早田ひな 0-3 孫穎莎(中国)
6-11/5-11/9-11

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