高知の水がおいしいのはなぜ?水が循環する仕組み学ぶイベント賑わう【高知】

高知の水源の美しさとそれを守り届ける仕組みを知ってもらおうと高知市でイベントが開かれました。

「水のふるさとフェスティバル」は、6月1日から7日までの「水道週間」に合わせ毎年開かれています。会場では子どもたちが配管工事で使われる重機を体験するなどしていました。

中でも人気だったのは、ポンプの仕組みを使って水が循環するプールでのスーパーボールすくいです。子どもたちは優れた水質だからこそ可能な、環境への負荷が少ないろ過工程と配水のしくみに興味津々でした。

▼体験した小学4年生
「(ポンプ場が)川の水を海に送り出すっていう役割をしていました。ポンプってすごい役割を果たすんだなと思いました。」

▼高知市上下水道事業管理者 山本三四年さん
「全国的にも高知の水はおいしいと言われています。自然とそれを守る源流域の皆さんのおかげだと思っています。下水道できちんと処理をしながらまた海へ帰す、それからまた水が蒸発をしながら雨が降る。水循環をぜひ親子で学んでいただきたい。」

高知市の水道は来年4月に通水100周年を迎え、記念イベントが予定されています。

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