BALLISTIK BOYZ 11・6に初の日本武道館公演「あくまで一つの通過点」

BALLISTIK BOYSの(左から)砂田将宏、奥田力也、日高竜太、松井利樹、加納嘉将、深堀未来、海沼流星

男性7人組ダンス&ボーカルグループ・BALLISTIK BOYZ(バリスティックボーイズ)が2日、東京ガーデンシアターでホールツアー「HIGHER EX」東京公演を開催。11月6日に初の日本武道館公演の開催を発表した。

5月22日にデビュー5周年を迎えた同グループは、同日にツアータイトルにもなった記念シングル「HIGHER EX」をリリース。2022年8月末から23年2月まで6か月に及ぶタイでの武者修行、初となる待望の日本ツアーを行ってきた。さらなる高みを目指し、進化し続ける意味で〝HIGHER EX〟をテーマにホールツアーを展開。この日は全25曲を披露した。

4月12日の岩手公演を皮切りにした全国13都市13公演を回る同ツアーは、東京公演が9か所目。7月までツアーを残すが、砂田将宏は「すごくいい手応えは感じますし、毎公演メンバーそれぞれが成長できている」と話せば、奥田力也は「1人ひとりの強みを表現したい思いもあり、セットリストもすごく凝って作ってやってきた。自分たちがやってきたことは間違いじゃなかった」と自信を見せた。

そんなグループのさらなる〝高み〟と言える場所も明らかに。アンコールで、日高竜太が「まだまだかなえたい夢がたくさんあります。これからも皆さんも一緒に、僕たちもスタッフも全員チームとなって大きな目標に向かって頑張っていきたい。この後、皆さんに重要な情報を解禁します! また会いましょう!」と予告。終演後にメンバーがステージからはけると、映像で11月6日にグループにとって初の日本武道館公演の開催を発表。ファンからは大きな歓声が上がった。

ステージ上で語る場面はなかったが、メンバーは報道陣との取材に心境を告白。日高は「アーティスト人生の上で記念すべき日。バリスティックボーイズの真価が問われるライブになる」と語れば、松井利樹は「僕たちが今までの概念を覆すような新しいライブの見せ方、前例をぶち壊していくような面白いライブにしたい」と気合を入れた。

もっとも松井や加納嘉らが「一つの〝近い目標〟がかなった」と語るように、まだまだ描く未来の途中だ。

砂田は「武道館はあくまでも一つの通過点と思って、さらに上の高みを目指して、これからも頑張っていきたい」と力を込め、奥田は大舞台のステージに立つ期待感をにじませつつ「リアルな話で言うと、武道館の出来次第と結果で、来年がすごく大きく変わってくると思っている。最高に盛り上げて、来年につなげたい。高みを目指して次のステージに行けるようにと強く思っているので、ファンの皆さまと一緒にいい1日を送れたら」と誓った。

〝グループの未来〟について、砂田は「一番の大きな目標、自分たちの夢はワールドスタジアムツアー。武道館という通過点を過ぎた後は国内ではやっぱりアリーナツアーを目指したいですし、僕たちは日本国内だけじゃなく、東南アジアだったりでも活動している。まだアジアツアーとかも開催できていないので、そこも一つの目標として両立しながら進んでいけたら」と告白。

日高も「あくまで本当に通過点としか僕たちは思っていない。(奥田)力也が言ったように、その出来次第でまた次が変わってくると思うので、その次へとつなげていけるような武道館をしたいなと思います」と意気込んだ。

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