渡辺翔太&中村アンが年の差“協定恋愛” 7月期オシドラ『青島くんはいじわる』放送決定

Snow Manの渡辺翔太と中村アンがW主演を務めるテレビ朝日系オシドラサタデー『青島くんはいじわる』が、7月6日より放送されることが決定した。

本作は、2020年「めちゃコミック」年間ランキング1位、累計閲覧数1.3億回突破の吉井ユウによる同名コミック(めちゃコミックオリジナル)を映像化するラブコメディ。“恋愛不要主義”の“ツンデレ男子”と、恋愛から離脱した年上女性の“協定恋愛”が描かれる。

渡辺が演じるのは、周囲からモテるが、恋愛や結婚に全く興味がない年下男子の青島瑞樹。中村が、35歳の誕生日を目前にした青島の先輩社員・葛木雪乃を演じる。

小さな嘘から“協定恋愛”をスタートさせる主人公の青島&雪乃は、ごく普通の会社員。青島は中途採用で入社するやいなや、その優秀さで一目置かれている若手社員で、雪乃は一つ一つの仕事にマジメに取り組み、丁寧な仕事ぶりで周囲からの信頼も厚い中堅社員。特に雪乃は、地に足のついた社会人生活を送る反面、35歳の誕生日を前に、いつのまにか恋愛から遠ざかり、ひとりで時間を過ごす気楽さにすっかり慣れていた。とはいえ、ふと自分の年齢や結婚、将来への不安が頭をよぎることも。

渡辺が演じる青島は、飲料メーカー「キャットビバレッジ」に中途で入社したシステム部員で、優秀なうえに愛想がよく、会社イチのモテ男として知られている。しかし、実は訳あって人と深く接することが苦手で、恋愛は必要ないと考えていた。

渡辺は「恋愛に関して鈍感なところは僕にもリアルにある部分で、似ているなと親近感があります」とコメント。さらに、「外見は“イケメンキャラ”なんですが……“役作りはいらない! もうイケメンだぞ!”と自信をもって、強気で演じたいです(笑)」と語った。

中村が演じる雪乃は、青島と同じ会社の総務部員で35歳目前の入社13年目。責任感が強く、マジメに仕事に取り組むも、社内では“お局扱い”されていた。それにも関わらず、後輩に押し付けられた仕事も手伝ってしまうお人好し。プライベートでは、行きつけの居酒屋でひとり酒をたしなみ、休日には気づけば家から一歩も出ていないなど、“恋愛で自分のペースが乱されるのは面倒”と、恋愛から遠ざかって独身生活を満喫中。

そんな雪乃を演じる中村は「私もガムシャラに仕事を頑張っていたら、割といい年齢に差し掛かっているな、と。恋愛よりも仕事を優先してきて、ふと立ち止まるタイミングにすごく共感しました」とコメント。また、「家にいると“お風呂入るのめんどくさいな”とか思うことが結構あるので、自覚はなかったけど私も干物系だと思います」と語った。

青島と雪乃は、同じ会社で働いているものの話をしたことはなく、ある日偶然雪乃行きつけの居酒屋で隣の席になる。友人からの電話で“彼氏と一緒に”結婚式に出席する約束をしていたことを思い出した雪乃は、「ヤバイ、半年前に別れたんだった……!」と大慌て。来週に控えた結婚式に焦った雪乃はダメもと&勢いで、青島に1日だけ彼氏のふりをして、友人の結婚式に出席してほしいと頼む。すると、まさかの快諾。ホッとする雪乃だが、実は青島にはある思惑があった。

付き合っているフリをするうちに、全く興味のなかった雪乃が何となく気になり始める青島と、年下のいじわるなツンデレ男子に振り回されることになる雪乃。果たして、2人の”協定恋愛”の行方は。

脚本を手がけるのは、『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)などの関えり香。監督は、『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)の金井純一、『秘密を持った少年たち』(日本テレビ系)の藤澤浩和が担当する。

あわせて、本作の主題歌がSnow Manの新曲「君は僕のもの」(MENT RECORDING)に決定。この楽曲は、夏の情景が浮かぶようなサウンドに、恋心に気づいた心情を歌ったラブソング。渡辺は、「いろんなデモ曲を聴いた中で、この曲が一番耳に残りました。メンバーも『いいね! みんなで全力でやろう』と言ってくれたお気に入りの曲です」と自信をのぞかせた。

渡辺翔太(青島瑞樹役) コメント
出演が決まった時の心境
ラブコメはあまりチャレンジしたことがないジャンルなので嬉しかったです。Snow Manのメンバーも「またドラマに出るんだね!」と喜んでくれました。原作がすごく人気のある作品だということも知っていたのでプレッシャーはありつつも、気合いを入れて“楽しい夏”をお届けできたらいいなと思いました。

中村アンの印象
僕たちのバラエティー番組にゲストで来てくださったことがあるんですが、ご一緒したのは本当にそれ1回きりなんです。そこまでパーソナルな部分を知らないまま、すごくクールな方という印象を持っていました。だから今回、「どういう風に話しかけようかな?」と、作戦を練って会う日を迎えようと準備していたんですが、第一印象とは真逆のラフでフランクな方で、すごく楽しく撮影できそうだなと感じてホッとしました。

役柄に共感するところ
青島の異性や恋愛に関して鈍感なところは僕にもちょっとリアルにある部分です。僕も結構1人でいるのが好きだったり、男の友人と毎日くだらない会話をしている方が好きなので、そのあたりは似ているなと、親近感がありました。“イケメンキャラ”という外見の部分では、役作りはいらないですね。“もうイケメンだぞ!”っていうぐらい、強い気持ちで自信を持って演じたいです(笑)。

本作の一番の見どころ
いわゆる“恋人役”という疑似恋愛みたいなことから気持ちが変化していくという、好きになっていくまでの過程がちゃんと描かれています。台本や原作を読んでいると、本当にひょんなことから恋愛って始まるんだなと感じました。だから本当に焦らなくていい、その時は突然やってくる、みたいなところを見ていただければ……。今、“恋愛はもういいや”と感じている人にも、いつその時が来るかわからないよって、恋することに対して背中を押す感じになったらいいなと思います。そしてもう夏なので、清涼感のある、見ていてさわやかな気持ちになれる作品になったらいいなとも思いますね。

自身を◯◯系男子、◯◯系女子に例えるとしたら
ヘラヘラ系男子です。Snow Manのメンバーから「ヘラヘラすんなよ」という言葉を浴びる回数が多い気がします(笑)。打ち合わせ中、誰かが真剣に話しているときに、それを聞いている人の後ろで、変顔をして、その人を笑わせようとしたり……。すぐふざけたがるという部分で“ヘラヘラ、ニヤニヤしている”と言われることが多い気がします。

撮影現場で楽しみにしていること、自身の“トリセツ”
僕は人見知りな方ではあるんですが、コミュニケーションを取りながら、会話を重ねてシーンにトライしていきたいタイプなので、演者さんやスタッフの皆さんと仲良くなりたいです。……かと言って、自分から話しに行くのが得意ではないので、話しかけていただけたら嬉しいです。

視聴者へのメッセージ
ひょんなことから本気の恋愛が始まる……というお話なので、本当に恋がしたいと思っている皆さんの背中を押せるようなドラマになったら嬉しいです。そして、本当に単純に何回も見返したくなるような、楽しい、キュンキュン、カワイイなど、いろんな感情が詰まったドラマになればいいなと思っていますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください!

中村アン(葛木雪乃役) コメント
出演が決まった時の心境
私は、ラブストーリーに出演した経験が少ないんです。今回はどちらかというと実年齢に近い役柄ですし、年下の男性との恋愛模様も楽しそうで、ぜひチャレンジしてみたいと思いました。

渡辺翔太の印象
渡辺くんをテレビで拝見していて、元気でストレートにお話をされる方だなと思っていたので、すごく話しやすそうだな、という印象を持っていました。実際にお会いしても、質問しやすい雰囲気がありますし、いろいろと正直にお話してくださるので、これから撮影が楽しみです。

役柄に共感するところ
めちゃくちゃあります! 私は今年37歳になるんですが、ガムシャラに仕事を頑張っていたら、わりといい年齢に差し掛かっているな、と……。雪乃が恋愛よりも仕事を優先してきて、ふと立ち止まるタイミングにすごく共感しました。

本作の一番の見どころ
“恋をすること”だと思います。恋愛に振り回されず、お仕事だけをしていたらラクではあるんですが、人を好きになる気持ちや、その相手を通して成長していく、そして人生を考えるきっかけにもなる。意地悪をされながら、それを経て真実の愛をつかめるのか……そのあたりにご注目いただきたいです。

自身を◯◯系男子、◯◯系女子に例えるとしたら
結構干物系だと思います。お仕事では何でも頑張れるんですが、家に帰ったら別にどんな格好でもいいじゃないですか。好きな人がいると、かわいく見せたいと思うかもしれないんですけど……。家では“お風呂入るのめんどくさいな”“タオルもう1回使おうかな”と思うことがすごくあります。でも実はそれが干物だという自覚があまりなかったので、原作や台本を読ませていただいて、“あ、これが恋を遠ざけているのか!”と気づきました(笑)。

撮影現場で楽しみにしていること、自身の“トリセツ”
自覚はないんですが、疲れてくると急にポーンと魂がどこかに行ってしまう時があります。でも、怒っているとか不機嫌なわけではなくて、どこかに行っちゃう時がたまにあるぐらいなので、気にせず普通に声を掛けてください(笑)。でも撮影現場での過ごし方って人それぞれですよね。集中している時もあるし、一緒に話しながら作った方がいい時はたくさんお話したいですし……。今回は、難しいシーンもたくさんあるので、協力し合って気を使わずに、一緒に頑張りましょう!

視聴者へのメッセージ
やっぱり原作がすごく人気があって、愛されている作品なので、その漫画を読まれていた方々にも、今回ドラマで作品を知る方にも、“こういうことある!”って思いながら見ていただけるような、心の中にすっと刺さるような作品になったらいいなと思っております。ぜひ、楽しんで見ていただきたいです。

吉井ユウ(原作) コメント
連載終了から約3年が経って……まさかまさかのドラマ化です!
連載当初はこんなことになるとは夢にも思っていなかったので、嬉しいのと驚きでまだ信じられない気持ちですが、こんな素晴らしい機会を頂けたのは、応援して下さった読者の皆さま、「青島くんはいじわる」に関わって下さった皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます!
机の上で描いていたキャラクター達に、毎週土曜よる11時に会えると思うとすごく楽しみです。
ドラマ「青島くんはいじわる」、たくさんの方に観て頂けたらとても嬉しいです^^
(文=リアルサウンド編集部)

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