家の中で「猫、どこいった?」発見された姿に思わず癒されてしまう

ほーら、あそこにいますよ。見つかりますか?

猫ちゃんが見当たらず、探し回った飼い主さん。発見時のかわいい光景がXで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@omochiomoching」さん。

当ポストには2024年5月27日時点で1700件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事中では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

こんな狭い隙間で「ウトウト」……!?

「見当たらなくて探し回ってたら見つけた」というコメントとともに投稿されたのは、2枚の写真でした。

Xでたくさんの注目を浴びているのは、猫の「おもち」ちゃんという女の子です。

この日、飼い主さんは家の中で「おもちちゃんが見当たらないな…」と探していたといいますが……?

1枚目の写真を見ると、とっても狭いところに「スッポリ」とおさまっているようです。目を閉じてリラックスした表情を浮かべていて、よほど居心地が良かったのでしょうか。

そんなおもちちゃんの「隠れ場所」がよくわかる、2枚目の写真を見てみると……?

「見つけた瞬間、かわいくてキュンとする(笑)」と反響

おもちちゃんは、大きめのケージが置いてある壁際の、カーテンの間におさまっていたようです。お部屋全体の雰囲気によく馴染んでいて、見つけた瞬間思わず二度見してしまいそう……!

そんなおもちちゃんの「かわいい隠れ姿」は、大勢を癒したようです。

ポストには「見つけた瞬間、かわいくてキュン(笑)」「まったりとした表情に癒されます!」「わかります、うちもよくあります…(笑)」といったコメントが続出し賑わっています。

見当たらなくて探し回ってたら見つけた🥹 pic.twitter.com/jMcpKsj2sM

— おもち (@omochiomoching) May 24, 2024

足を伸ばして眠る姿も、見逃せない愛らしさ

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――お名前の由来はありますか?

私の一番好きな食べ物です!

――普段はどのような子ですか?

とてもビビリですが、好奇心は旺盛でツンデレです。

――チャームポイントは何ですか?

もちもちのボディと、太いしっぽに短い脚です。脚を伸ばして寝たり、2足歩行で走ったり跳ねたりします。

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

最後に、ペットに関する数字をご紹介していきます。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

参考資料

  • @omochiomoching
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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