国花のバラや温泉の縁で「交流進めたい」 ブルガリア駐日大使が記念植樹 群馬・中之条町

植樹したバラの苗木の周りで踊るアラバジエバ駐日大使(右から3人目)=中之条ガーデンズ

 バラを国花とするブルガリアのマリエタ・アラバジエバ駐日特命全権大使が2日、群馬県中之条町を訪れ、町営観光庭園「中之条ガーデンズ」で記念植樹を行った。

 植樹は2022年に続いて2回目で、今回は香りの良い「ダマスクローズ」を植えた。同国は欧州有数の温泉大国で、「花と湯の町なかのじょう」をスローガンとする同町と共通点がある。アラバジエバ大使は「バラと温泉を巡る交流を進めたい」とあいさつした。

 会場ではブルガリアンフォークダンスが披露され、アラバジエバ大使らも輪に加わった。

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