梅雨時にカビが生えやすい家に共通する3つの特徴とは?

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ジメジメとした梅雨の時期になると、家の中のカビが心配になりますよね。今回は、カビが生えやすい家に共通する特徴について、整理収納の観点から解説します。

教えてくれたのは整理収納アドバイザーでインテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有する方尺真美さんです。

特徴1:床置きをしているものが多い

家の中を見渡してみたときに、床置きしているものはどのくらいありますか。置き家具などそこで使用用途があればもちろん大丈夫ですが、そこでは使わないものが床に置いている場合、埃や湿気が溜まりやすくなる原因になります。

使わないものであれば、譲ったり処分したりできるか検討しましょう。床置きしているものが多いと、掃除がしにくくなり風通しも悪い空間となってしまいます。

特徴2:未開封の段ボールがある

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家の中に未開封の段ボールがある場合も要注意です。使うものは段ボールから取り出し、日常生活の手の届くところに置く必要があります。なので、ずっと開けていない段ボールに入っているものは、使っていない=必要ない場合ことが多いです。

段ボールは湿気が溜まりやすい存在でもなるので、もし思い出の品などが入っている場合には、別の収納グッズを使い適切な場所に保管しましょう。

特徴3:ライフステージが変わったときに収納の見直しをしていない

自分や家族のライフステージが変わったとき、収納の見直しをしていないと要らないものが溜まっていく要因になります。学校や職場が変わったときには、以前使っていたものでも今後は使わないものになることもあるでしょう。

昔使っていたものをいつまでも使わず放置してしまっている場合、その空間は風通しも悪くなり湿気がこもる原因になります。

家の中の奥に眠っているものを整理して、空間をスッキリさせると風通りがよくなり掃除もしやすくなります。ふだん使っていないものがあれば整理して、梅雨時期でも家の中で気持ちよくすごせるとよいですよね。

◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。

■SSS-Style+

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