日経平均は続伸で寄り付く、米インフレへの過度な懸念が緩和

Noriyuki Hirata

[東京 3日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比247円05銭高の3万8734円95銭と続伸してスタートした。米国で前週末に発表された物価指標は市場の予想通りで、インフレへの過度な懸念が緩和しダウ工業株30種とS&P総合500種が上昇したことを好感する動きが先行した。

主力株はトヨタ自動車が小高く、ソニーグループは堅調。半導体関連はまちまち。東京エレクトロンは小高い。指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループはしっかりとなっている。

東証33業種はすべてが値上がりしており、値上がり率上位には保険や証券、鉱業などが並んでいる。

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