NVIDIAは、生成系のAI技術を用い、ゲームのプレイ支援を行うアシスタントシステム「G-Assist」の開発を正式に発表し、技術デモ映像を公開しました。
去り行く「ILLUSION」に、『VRカノジョ』をプレイしながら敬礼! “とっておき”に触れた別れの夏
同システムは、ゲームのプレイヤーが音声入力やテキスト入力でプレイ中のゲームについて質問を行うと、実際のゲームの状況をAIアシスタントが確認したうえで会話形式で適したアドバイスを行ってくれるという仕組みです。デモでは恐竜サバイバル『ARK』について、ゲーム開始直後に最適な装備のアドバイスや、スキルポイント割り振りの助言を受けている様子を見られます。また『サイバーパンク2077』を利用したデモでは、使っているPC環境において特定のNVIDIA機能のオプションを使うべきかやFPS向上についての説明を受ける様子も描かれています。
なお、NVIDIAは2017年のエイプリルフールに同名の「ゲームをすべてAIがプレイしてくれる機能」を紹介していました。実際に世に出る「G-Assist」は全く違うものとなりましたが、いつかは「掲示板でゲームのアドバイスを他のプレイヤーに受けていた」という光景が懐かしいものになったり、本当にゲームプレイ自体が自動化されるなんて時代が来るのかも知れません。
