たったこれだけ! 食費マイナス2万円|我が家秘伝だけど、誰にでもできる食費節約術

物価高が続く今、多くの家庭の「食費」が圧迫されています。我が家も例外ではなく、食費のやりくりに悩む日々……。

我が家は、中学生2人と小学生1人の子ども3人を含む5人家族です。育ち盛りの子どもがいるため、食費を極端に削ることは難しいのが現状。

しかし、買い出しの仕方や食材の使い方を工夫することで、これまで8万円台だった食費を、現在6万円台まで抑えられるようになりました!

本記事では、私が実際に試して食費節約に効果があったと思える節約術を紹介します。

買い出し方法を工夫して食費を節約!

人によって、週に1回のまとめ買いや毎日使う分だけの買い出しなど、やりくりしやすい買い出し頻度は異なります。

私は「週1回のまとめ買い」との相性が悪く、結局傷ませて処分したり一度にたくさん消費してまとめ買いにならなかったりと、うまくやりくりができませんでした。

そこから買い出しの頻度を見直し、自分に合ったやり方を見つけたことで、食費が約1万円浮きました。

お肉は大容量をまとめ買い、生野菜はフレッシュなものを都度購入

いろんな方法を試した結果、我が家ではお肉などメインになるものは大容量をまとめ買いし、野菜は都度買いがやりくりしやすいことを発見!

お肉は週に1回、安いスーパーか特売の日に買い出しに行っています。

まとめ買いのときに野菜も買いますが、生野菜やフルーツは傷むのが早いので、週に2回の買い出しで足りない食材はこまめに補充。

買ったお肉は2日以内に使い切る予定のものだけそのまま冷蔵し、あとは冷凍保存します。

冷凍した食材は、使いたい日の前の日に冷蔵庫に戻しておくと、翌日すぐに使えるので便利です。

主食やメインになる冷食・副菜に便利な乾物を購入

主食やメインになる冷凍食品や、副菜に役立つ乾物もストックしています。

カットわかめは、スープや酢の物、サラダにも重宝するので業務用の大容量を常備。

きざみ油揚げはすでに味がついているため、温かいご飯と混ぜておにぎりするなど、ちょっとした軽食を作りたいときに重宝します。

乾物や冷凍食品は基本的に長期保存に向いているので、なくなる前に買い足しています。

食材の使い方を工夫して冷蔵庫もスッキリ

せっかくお得に買い出せた食材も、使い方を間違えると節約できません。

私が実践している食材の使い方は主に2つあります。

外食・中食しないための工夫

外食や中食(※)は食費を圧迫する原因のひとつです。とはいえ、たまには手抜きしたいし、疲れたときはご飯を作りたくありません。

そんなときのために「冷凍食品」をストックしています。

我が家で重宝しているのは、冷凍餃子と冷凍うどん。冷凍餃子は焼くだけでメインが完成するので、時間がないときにも活躍します。

冷凍うどんは、休日のお昼ご飯に便利な冷凍食品。電子レンジで解凍できるものもあり、洗い物が少なくすむのも魅力です。

めんつゆで食べるのも好きですが、1食ずつポーションされた混ぜるタイプのつゆも合わせてストックしています。それぞれ子どもが好きな味を選べるので、飽きません。

無駄な外食、中食を減らすことで、食費-1万円を達成しました!

※中食(なかしょく):お弁当やお惣菜・デリバリーなど、家庭以外で調理されたものを購入して家で食べることや、その食品自体のこと。

冷蔵庫リセットdayを設ける

以前、毎日のようにスーパーに通いちょこちょこ買いをしていた頃は、冷蔵庫に食材の残りがあっても買い足していたため、常に冷蔵庫の中が散らかっていました。

今は少なくても月に1度は冷蔵庫リセットdayを設けています。

冷蔵庫に何もない状態でも、残り物で炒飯やパスタを作ったり乾物を消費したり、案外なんとかなるもの。

冷蔵庫のストックを把握できるほか、賞味期限が近いものも消費してしまえるので食品ロスを減らすこともできました。

また、冷蔵庫のものが少ないときにサッと拭き掃除ができるので、キレイをキープできるという思わぬメリットも享受できます。

まとめ

物価高な今、食費が家計を圧迫している家庭も珍しくありません。 子どもがいる家庭では、成長に合わせて食費がかかってくることもあり、少しでも節約したいと思う項目でしょう。 我が家は、買い物の頻度の見直しと外食を減らす工夫、冷蔵庫のリセットを取り入れたことで、食費がこれまでより2万円安くなりました。 ぜひ参考に、家庭の食費を見直してみてくださいね。 文/丸山希

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