「全てが際立っていた。本当に強かった」 樋口久子・JLPGA顧問が祝福

後半に後続を引き離してゴールテープを切った(撮影/村上航)

笹生優花が2日、メジャー「全米女子オープン」を制した。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の樋口久子・顧問は、日本人初のメジャー2勝目を挙げた笹生に祝福のコメントを寄せた。

日本勢として初めてメジャー「全米女子プロ」(1977年)を制した樋口氏は「おめでとうございます。持ち前の飛距離、集中力、パッティング技術など全てが際立っていました」

「2021年、全米女子オープン制覇の偉業を達成してから、勢いがついてもっとタイトルを獲得するだろう、と大きな期待をしながら見守っていた。しかし、なかなか2勝目へ手が届かない。今回は厳しいコンディションが大きな刺激となって、覚醒したかのような素晴らしいプレーを存分に拝見することができました。本当に強かった」

日本勢は21人が出場し、メジャー史上最多の14人が決勝に進んだ。渋野日向子が単独2位、古江彩佳が6位タイに入るなどトップ10に日本勢が5人食い込んだ。

JLPGAの小林浩美会長は「本当にうれしくてたまりません。日本ツアーで培った力を海外のメジャーの舞台でも発揮し、頼もしい限りです。今後も渋野さんや笹生さんに続き、日本ツアーからメジャー優勝者が出る可能性が大きく秘められており、日本ツアーの強さを世界に示してくれた」と喜びをつづった。

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