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アタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニに悲劇だ。
2日にセリエA延期分の第29節が行われ、フィオレンティーナをホームに迎え撃ったアタランタ。フィオレンティーナのゼネラル・マネジャー(GM)を務めるジョー・バローネ氏が心臓発作で緊急入院したことで、この日まで持ち越された試合は3-2でアウェイチームに軍配が上がり、アタランタは4位フィニッシュで終戦した。
そんな一戦に3バックの一角で先発したスカルヴィーニは1-2の32分にミドルでネットを揺らすなど、攻撃面でも存在感を放ったが、81分頃にジョナタン・イコネの対応にあたろうとした際に左ヒザを痛めてピッチに倒れ込み、その場にドクターが駆け寄って治療する事態に。結局、プレーに戻れず、84分に交代した。
イタリア『スカイ』によると、すぐ病院に運ばれ、最初の検査で左ヒザの前十字じん帯断裂および、半月板包断裂と診断。これから程度をはっきりさせるため、さらなる検査が予定されるが、4日か、5日にも手術を受けるという。重傷ということで、来季にまたがる離脱となりそうだ。
今季のアタランタで公式戦44試合に出場した20歳の若きセンターバックは来るユーロ2024のイタリア代表で予備メンバーに含まれ、最終メンバー入りが期待される存在でもあったが、このケガでそれも叶わない見通しとなってしまった。