タイガース・前田健太 次回登板に向けスライダー修正「前回良くなかったのでしっかり投げたい」

前回登板で辛酸をなめた前田健太(ロイター=USA TODAY Sports)

タイガースの前田健太投手(36)は2日(日本時間3日)に敵地ボストンでのレッドソックスと戦前にブルペンに入り、26球投げた。うち16球がスライダーで、残り10球は直球だった。

5月31日(同1日)に先発したレッドソックス戦で4回に9番ラファエラに初球、甘く入ったスライダーを左翼席に運ばれる痛恨の勝ち越し3ランを被弾。今季2敗目(2勝)を喫している。

途中でラング投手コーチ補佐と、右打者役を務めたフェッター投手コーチの助言や感想を聞きながら、スライダーの握りや腕の使い方をいくつか試した。前田は「前から、色々と新しい握りも試したりしているが、なかなかゲームでは投げていなかったので試しながら、ですね。フォームとか、リリースの感覚とか。ちょっと崩れている部分もあるので修正しながら」と説明した。

次回登板は5日(同6日)の敵地レンジャース戦の予定。「前回良くなかったので、なんとか修正して、同じ内容を繰り返さないようにしっかり投げたいなと思う」。救援も含めメジャー通算200試合目を白星で飾ることはできるか。

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