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真室川町の真室川あさひ小(曽根田靖志校長)の1、2年生15人が5月30日、同校近くの鮭川と小又川の合流点付近でサクラマスの稚魚を放流し、元気に成長することを願った。
最上漁業協同組合(真室川町、杉原義美組合長)が県の委託事業として実施。県水産振興協会の内水面水産センター(遊佐町)で育てられた、体長5センチ程度の稚魚約2千匹を用意した。組合と協会の担当者らが「稚魚は北海道の海まで泳ぎ、数年かけて100倍ぐらいに成長して戻ってくる」「同じ種類でも海に出るサクラマスと川に残るヤマメで呼び方が変わる」などと生態を説明した。
子どもたちは稚魚数十匹が入ったバケツを手分けして持ち、「大きくなってね」などと声をかけてそっと川に放した。2年佐藤優羽(ゆわ)さん(8)は「小さくてかわいかった。元気に育って帰ってきてほしい」と話した。