【ガーデニング豆知識】多年草・一年草・宿根草の違いとは?
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1170549678081442674/origin_1.jpg)
真っ直ぐに伸びた茎の先に高貴で豪華な花を咲かせる多年草、シャクヤク(芍薬)。
単体で楽しんでも十分美しい花ですが。ほかの鉢植え花と「寄せ鉢」にするとよりゴージャスな空間をつくることができます。
今回はシャクヤクと寄せ鉢にしたい植物を参考価格とともにご紹介。ぜひ梅雨〜初夏のガーデニングにお役立てください!
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「シャクヤクの寄せ鉢、隣に置きたい鉢植えの花」
- バラ
- アジサイ
- クチナシ
シャクヤク(芍薬)の基本情報
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1170549668752736905/origin_1.jpg)
- 学名:Paeonia lactiflora
- 科名・属名:ボタン科ボタン属
- 開花時期:5月~6月ごろ
シャクヤクは、梅雨入りする頃に旬を迎える多年草。情趣ある美しさが魅力の「和シャクヤク」と、バラに似たエレガントな花が咲く「洋シャクヤク」の2種類があり、どちらも高貴な花姿で楽しませてくれます。
一重咲きや八重咲き、大輪や小輪など数多くの品種があり、カラー展開も豊富。
高温多湿が苦手なので、午前中だけ日が差す風通しが良い場所での管理がベストです。上手に育てると、翌年の開花も期待できますよ。
※参考価格:3000~5000円前後(開花鉢5号サイズ)
シャクヤクと寄せ鉢!隣に置きたい鉢植えの花<厳選3つ>
バラ
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1170549676111200762/origin_1.jpg)
エレガントな空間をつくりたいときは、八重咲きのシャクヤク×花の女王・バラの組み合わせがオススメ。
どちらも豪華で見ごたえがあり、互いの魅力を引き立てつつ自身の美しさも存分に発揮してくれます。
よりオシャレに見せるためにも、赤×ピンクや白×クリーム色など同系色でまとめるのがオススメです。
※参考価格:2000~8000円前後(開花鉢5号サイズ)
アジサイ
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1170549968659186022/origin_1.jpg)
梅雨を代表する花・アジサイと合わせると、季節感のある空間に。
近年は花数が多い「多花性」や華やかな「八重咲き」、砂糖菓子のような「コンペイトウ」などユニークな改良種が続々登場しています。
カラフルにしたいときは赤やピンクなどの明るいカラーを、シックにしたいときは白いシャクヤク×青系のアジサイなど落ち着いたカラーをセレクトしましょう。
※参考価格:1000~5000円前後(開花鉢5号サイズ)
クチナシ
クチナシは和にも洋にも馴染みやすい花。カワイイ一重咲きやバラのような八重咲きなどたくさんの品種があり、花と一緒に甘い香りが楽しめるのも魅力です。
花の色が白なので、どんな色のシャクヤクとも合わせやすいのもポイント。
育てやすい花なのでガーデニング初心者さんにもオススメです。
※参考価格:1000~3000円前後(開花鉢5号サイズ)
まとめにかえて
庭や花壇に咲いているシャクヤクもステキですが、ほかの植物と寄せ鉢にするとひと味違う魅力を楽しむことができます。
咲き方や花色が違う品種が豊富なので、置き場所に合う品種が選べるのも大きなポイントといえるでしょう。
ぜひシャクヤクを寄せ鉢にして、庭や玄関、ベランダなどをオシャレに飾ってくださいね。
【ガーデニング豆知識】多年草・一年草・宿根草の違いとは?
さいごに、宿根草と、多年草・一年草の違いも整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する。