まるで「セクスィー部長」!沢村一樹『虎に翼』で見せた“芝居の幅”、初登場に沸き立つ声「『ひよっこ』のときとは違う」

6月3日、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の第46回が放送された。この第10週からドラマは「裁判官編」に突入する。

裁判官に採用してもらうべく司法省を訪れた寅子(伊藤沙莉)だが、人事課の桂場(松山ケンイチ)はいい顔をしない。そこに助け舟を出したのは、「ライアン」と呼ばれる久藤頼安(沢村一樹)だった。寅子は久藤の下で、民放改正に携わることに――。

この日初登場したのが、沢村が演じる判事の久藤。寅子を「サディ」と呼び、寅子の母・はる(石田ゆり子)には「お姉さんかと思いました」とのたまう、なんともキザで、胡散臭い役どころだ。Xには

《沢村一樹さん、めちゃくちゃいい!こういう役、似合うな~! セクスィー部長を彷彿とさせる(笑)》

《朝からこのセクスィー量大丈夫かな沢村一樹》

と、沢村がかつてコント番組『サラリーマンNEO』(NHK)で演じていた“セクスィー部長”を思い出すという声が多数。Xでは「沢村一樹」「セクスィー部長」がトレンド入りする事態となった。

沢村が朝ドラで伊藤と共演するのは、2017年の『ひよっこ』以来だが、Xにはこんな意見が――。

《なぜだろう沢村一樹さん 「ひよっこ」で有村架純の父親を演じた時は思い出さなかったのに「虎に翼」では登場した途端にセクスィー部長が頭をよぎる》

《朝ドラに沢村一樹さんで見覚えある?と思ったら、そうそう、『ひよっこ』のお父さんだったな。その際とは全く違う胡散臭い役、よく似合う》

《#ひよっこ では(役柄上)徹底的に封印していた沢村一樹感を存分にお見舞いしてくる沢村一樹》

「『ひよっこ』では沢村が演じたのは、ヒロイン(有村架純)の父。出稼ぎ先の東京で失踪、記憶喪失になっていたという役でした。しかし、バラエティ番組で披露した下ネタが反響を呼んだことから誕生した『セクスィー部長』が大当たりし、エロ男爵とまで呼ばれるほどになっていた沢村のこと。

『ひよっこ』のシリアスで難しい役をこなしたことで高い評価を得たのは確かですが、『セクスィー部長』の印象があまりに強すぎるということでしょう」(テレビウオッチャー)

現在56歳になった沢村だが、セクスィーぶりは健在だ。

© 株式会社光文社