旬の話題、6月1日から利用が始まった広島駅南口のバス乗り場についてです。通勤や通学などの利用者は、新しいバス乗り場をどう感じたのでしょうか。
末川徹 記者
「JR広島駅の南北自由通路を降りた場所にいます。通勤・通学ラッシュの時間帯で、人通りが多いです。駅ビル工事が進んでいる雰囲気です。仮囲いがはずされまして、暖色系の明るい空間が広がっています」
広島駅南口の新しいバスエリアです。工事をしながらの「暫定利用」が1日から始まりました。車道の幅はバス3台分のスペース。乗り場は1番~9番までです。
通勤客
「(前は)大回りをしないといけなかったが、JRなどから来やすい」
高校生
「室内になって、雨の日でも安心して利用できる」
末川徹 記者
「人の長い列ができています。通路も広いので、通行人を妨げるようにはなっていません。広いスペースが確保されています」
なかには、こんな光景も…
末川徹 記者
「人の列ですが、まだ続きます。続きます。けっこう歩きます。このあたりまで並んでいます。すごい列です」
1列50人ほど並ぶレーンもありました。
通勤客
「きれいになっていた。乗り場がわかりやすくなっていた」
岡山から出張
「2週間くらい前にも来たが、いきなりバス停が変わっていて、ビックリした。初め、『どこだろう?』となったが、案内板もわかりやすく、ガイドも立っていた」
バス会社の誘導員が道案内 案内板も分かりやすく ていねいに
末川徹 記者
「バス乗り場の案内板も見えてきました。広島市中区の平和公園は『6番』、原爆ドームは『8番』と、ていねいに書かれている印象です」
一方、一部のバスは、駅ビル1階に停車しないこともあり、バス会社などから誘導員が配置されました。このほか、案内のチラシを配るなどして、朝から大忙しです。
広島バスの誘導員
「平日の初日だから案内する数が多い。3日以降、落ち着くのではと思う」
駅ビル開業に向け、着々と工事が進むなか…
末川徹 記者
「路面電車が停まっています。高架橋ができて、最終的には2階に乗り入れます。工事の資材を置く場所が、古いバスエリアです」
乗り場の移動は、路面電車などの工事に伴うもので、もともとのバス停やそれに通じる地下階段は閉鎖されました。
いよいよ、2025年春に開業する広島新駅ビル。バス乗り場の最終的な完成は、2026年度末を目指しています。