【ソフトバンク】打撃不振のリチャード二軍降格 0本塁打、打点1で正念場のロマン砲

抹消されたソフトバンクのリチャード

ソフトバンクは3日、リチャード内野手(24)の出場選手登録を抹消した。今季はここまで15試合に出場し、打率2割2分6厘、0本塁打、1打点だった。

7年目のリチャードは二軍スタートとなったが、4月30日に不振のアダム・ウォーカー外野手(32)に代わって一軍昇格。翌5月1日の楽天戦(みずほペイペイ)にスタメン起用され、3打数3安打1打点といきなり大活躍した。その後も相手先発が左腕の場合はスタメンに名を連ねることがあったが、なかなか結果を残せず、5月25日のロッテ戦(ZOZOマリン)を最後に安打は出ていなかった。

王貞治球団会長の秘蔵っ子として知られるロマン砲だが、22試合の出場に止まった昨季は0本塁打に終わり、今季はまさに正念場。再登録は最短で13日になるが、なんとしてでも二軍で覚醒のきっかけをつかみたい。

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