『キャバレー』公演中に酔った客と交流 酒を勧められたら断らない!42歳の米人気俳優が明かす

俳優のエディ・レッドメイン(42)は ブロードウェイでの『キャバレー』の公演中に酔っ払った観客から酒を勧められる事があることを明かした。

キット・カット・クラブと呼ばれるナイトクラブ仕様に改装されたオーガスト・ウィルソン劇場での同没入型ミュージカル作品で、エディはサリー・ボウルズ役のガイル・ランキン(34)の相手役のMCを演じている。ミュージカルを楽しむために客席が舞台を取り囲むように配置された同劇場で、ほろ酔いの観劇客との交流を楽しんでいるそうだ。

酒に酔った観客がパフォーマンスを妨害しているという報道がある中、バラエティのポッドキャスト『ステージクラフト』に出演したエディは説明した。

「(オープニング・ナンバーの)『ヴィルコメン』では、観客を恍惚と喜びの場所に引きずり込もうとしているんだ。 だから、一緒に交流できる人が大好きさ」「そして、よくある事として知られているけど、僕は観客とあまりに対話をし過ぎて、彼らがインタラクティブになった理由のひとつは、シャンパンを飲みすぎたからだと気づいたりするんだ」

さらにエディは、酔っぱらった観客から飲み物を手渡されることがよくあるとし「ナンバーのワークアウト中にシャンパンを一口もらうのを断ることはないんだ!」と明かしている。

一方、ガイルも「慢性的な問題とは感じていないよ」と語っている一方、観客は、入場時にシュナップスを1杯サービスされ、酒に酔った雰囲気が口喧嘩や悪行につながったとの報告もあり、4月にはステージに上がってエディの衣装を掴んだ観客が退場させられたこともあった。

その後、エディはこの件に関しハリウッド・リポーター誌にこう語っている。「シーンに入り込んでいたので、実は覚えていないんだ。でも確かに、『マイン・ハー』のリズムに合わせて手拍子をしたり、少し声を張り上げて歌ったりしていた、ちょっと熱心すぎる人がいたね」「僕たちは声が大きく情熱的な観客が大好きだけど、一線はあるよ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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