女子200mでは大会新記録で優勝 400mを制した鳴門高校の選手が2冠を達成 県高校総体陸上競技最終日【徳島】

(渡辺大世記者)

「鳴門市で行われている陸上競技も今日が最終日。中でも注目は、女子200mに出場する鳴門高校3年の長町碧泉選手と、徳島市立高校2年の藤井満月選手。どちらが200mを制するのでしょうか」

徳島県鳴門市で行われた県高校総体の陸上競技、注目は400mを制した長町選手と100mを制した藤井選手の200m対決です、真の女王はどちらか。

ともに各組1位で予選を通過し、迎えた決勝。

6レーンが長町選手(黄色のユニフォーム)、8レーンが藤井選手(水色のユニフォーム)です。

スタート直後から2人が先頭を争うデッドヒートを展開、勝負を分けたのはラスト50mでした。

結果はわずか0.3秒差で長町選手の勝利。

しかも24秒62の大会新記録で優勝し、400mとの2冠を達成しました。

(徳島市立高校 藤井満月選手(2年))

「先頭の長町さんに抜かれてしまったので、そこの体力不足を痛感しました」

(鳴門高校 長町碧泉選手(3年))

「今日は200mを勝つという気持ちで走ったので、勝てて良かったです。400mでベストを出せて、200mもいい感じで走れたので、インターハイはもっと自分の力が発揮できるように頑張って走りたいです」

このほか、女子砲丸投げ決勝では生光学園高校3年の山口嘉夢選手が13m10cmで優勝、大会2連覇を果たしました。

(生光学園高校 山口嘉夢選手(3年))

「全国入賞を目指して、8位以内に入れるように頑張ります。」

陸上の高校総体四国大会は6月15日から3日間、高知県で開かれます。

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