“新婚”堂安律、1月結婚も6月発表の訳「女性の方にいく」 長友には内緒だった「遅い!と怒られた」

【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

6月2日に結婚を発表した堂安が取材対応

森保一監督率いる日本代表は6月3日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(6日、ヤンゴン)に向けて関東近郊で合宿をスタートさせた。前日2日に結婚を発表したMF堂安律(フライブルク)が初めて取材対応した。

「同棲期間も長い方なので特に何か新しいことが進むわけじゃないですけど、ただより一層かっこいい男になっていきたいなと思います」

堂安は自身の公式SNSを通して一般女性の方との結婚を発表。インスタグラム上には愛妻もアップし、大きな反響を呼んだ。さらに、DF長友佑都が自身のSNSで公開した“食事会”の写真には「律、結婚おめでとう! アモーレを大切に」を添えられており、DF菅原由勢、MF南野拓実、MF原口元気、DF板倉滉、MF久保建英、DF冨安健洋、MF遠藤渓太と錚々たるメンバーから祝福を受けたようにも見えた。

だが、実はこの時まだ「言っていなかった」という。発表の数時間前に長友に連絡を入れ「遅い!と怒られました(笑)。サプライズだった」と冗談交じりに話した。結婚自体はすでに1月終えていたというが、プロポーズがまだだった。当時はアジアカップやシーズン中ということもあり「集中したいということや、自分が良くないとどうしても(批判が)女性の方にいく。それはかわいそうなので。まずはシーズン終わってから発表しようと。プロポーズもまだしていなかったし、順番が逆になっていた。ちゃんと終わらせてから発表しよう、と」と、相手を思って6月2日になったようだ。

フライブルク2年目の今シーズン、リーグ戦で7ゴール4アシスト、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では2ゴール3アシストを挙げるなど、主軸として活躍した。「前半戦苦しんだ時期もあったなかで、自分としては非常に活躍できたと思っていますし、数字もめちゃくちゃ良かったわけじゃないですけど、何とか自分の最低ラインを乗せられた。アジアカップの悔しさをどこかで晴らしたいという気持ちがあった。僕としてはアジアカップが人生で一番悔しい大会ではあったので」と、向上心は持ちながらも充実のシーズンとなった。

「プロポーズの言葉は?」と聞くと、「言わないですよ!」と照れた堂安。人生の伴侶を得て、次なるステージでも飛躍してくれるはずだ。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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