夫婦の関係にひびが入る『NGワード』5選…イライラしても口にすべきではない言葉とは？

親しき仲にも礼儀あり！パートナーへの思いやりを忘れずに

長年、一緒に暮らしているパートナーは、生涯の中で最も一緒に時間を共有する相手と言っても過言ではありません。最も近しい夫婦だからこそ、相手のことを誰よりも理解していますし、それゆえに良いところも悪いところも見えてしまうでしょう。

長く連れ添っていると、相手に対して思いやりの心が欠けてしまうことも多く、以前は絶対に言わなかった言葉で相手を傷つけてしまうケースも少なくありません。

親しき仲にも礼儀ありという諺があるように、最も身近で大切な存在だからこそ、相手に対する思いやりの気持ちは常に忘れないよう配慮する必要があります。

夫婦の関係にひびが入る『NGワード』5選

どんなに仲の良い夫婦でも、相手を傷つけるような言葉をうっかりかけてしまうと、夫婦関係にヒビが入ってしまいます。では、どのような発言が夫婦関係を壊してしまうのでしょうか。

1.相手を強く責める言葉

家庭内で何らかの問題が起きたとき、あるいは相手が何かを失敗してしまった時、必要以上に相手を強く責める言葉は避けてください。

以上のように「あなたが悪いのよ」「お前が悪いんだ」と強い言葉で非難してしまうと、相手を傷つけるだけでなく、次第に喧嘩がヒートアップする原因にもなります。

2.「別れる」「離婚する」

喧嘩の勢いでうっかり「もう離婚する！」「別れよう」と言ってしまったことはありませんか。この衝撃的な一言は、夫婦関係が継続した後も遺恨を残すケースが多いです。

「この人はそんな簡単に自分を捨てられるんだ」と相手に思わせてしまう発言なので、今まで築いてきた夫婦関係の絆に大きなヒビを入れてしまいます。

謝罪と共に「さっきのはうっかり言ってしまったけれど、本当は思っていないよ」と誠心誠意気持ちを伝えてください。

3.相手を見下してバカにするような発言

長く連れ添い相手に対する思いやりの心が欠けてしまうと、以下のような相手をバカにする言葉を発してしまう人がいます。

家事の役割分担や仕事の話、育児に関わることなど、あらゆるシーンで相手を見下すような発言やバカにするような発言をしていると、モラハラに該当する恐れがあります。

パートナーの精神を徐々に蝕み、次第に相手からの愛情が消え失せてしまう原因にもなるでしょう。離婚原因になることもあるので気をつけてください。

4.相手の立場を悪く言うような発言

近年、夫婦の在り方は多様化しています。その中でも相手の立場を悪く言うような発言は御法度です。

仕事をしている人に対して「仕事ばっかりで〜」と文句を言ったり、「俺より稼ぎが少ないくせに〜」「専業主婦なんだから〜」と相手の立場や役割を悪く言うような発言は絶対にNGです。

お互いに自分が置かれている状況で頑張りながら協力して家庭を築いていくのが夫婦です。上記のような発言は、その夫婦関係を壊してしまうきっかけになり得るので注意してください。

5.結婚したことを後悔するような発言

喧嘩しているうちに感情的になってしまい、うっかり「結婚しなければよかった」などと結婚を後悔するような発言をした経験はありませんか。この発言、言った側が思っている以上に相手の心を抉り深く傷つけています。

結婚という人生のパートナーとなる最良の日を、そしてパートナーとの「今」を築いている関係そのものを否定する発言です。

仲直りした後も、ふとしたきっかけで相手を不安にさせてしまい、夫婦関係に疑心が生まれてしまう原因になるので絶対に言ってはいけません。

口喧嘩した時の仲直りに大切なポイントは？

パートナーと喧嘩した後は、なるべく早く仲直りするのが遺恨を残さずに良好な夫婦関係を築いていくコツです。

喧嘩はどちらか一方が100%悪いということは滅多にありません。「自分は悪くない」と思っていても、そのまま喧嘩を放置していると夫婦関係が悪化してしまいます。

まずは以上の5つのポイントを押さえて、誠心誠意、相手に謝りましょう。その上で、直してほしいところなどがあれば、選ぶ言葉に気をつけて柔らかい言い回しで相手に伝えてください。

長く連れ添った夫婦でも相手を傷つける言葉は絶対やめて

長く連れ添った夫婦だからこそ、相手に対する思いやりや配慮を忘れてはいけません。今後も良好な夫婦関係を続けていくためには、喧嘩をしている最中であっても、相手を傷つける言葉は避けてください。