【神戸松蔭女子学院大学】ムーミンと共に〝多様性〟を学ぶ大学へ

神戸松蔭女子学院大学2025年4月から共学化 「神戸松蔭大学」へ名称変更ムーミンと共に“多様性”を学ぶ大学へ

出典:リビング大阪Web

▲阪急六甲駅から山側へ徒歩15分のロケーション。共学化に伴い、多様な人間社会を学ぶ場へと進化していきます

1892年(明治25年)、神戸の小さな私塾「松蔭女学校」から始まり、女性の自立に必要な知識と技術を育成しながら社会での地位向上を目指してきた「神戸松蔭女子学院大学」。

創立から130年を超えて社会が大きく変わる中、自分と異なる〝他〟を尊重する意識や多様性の大切さが現代社会で求められるようになりました。そこで、性別の枠を超えて交流できるキャンパスとするため、2025年度から共学化、名称も「神戸松蔭大学」に変更することに。「文学部 英語学科」が「グローバルコミュニケーション学科」に、「人間科学部 都市生活学科」が「人間科学科」に名称変更します。

また、「自分が自分らしく生きること」「他者が自分らしく生きることへの寛容さ」などが描かれたトーベ・ヤンソンの「ムーミン」を、多様性の象徴として活用することに。2024年春から本格的なコラボレーションがスタートしました。

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▲北欧フィンランドの国民的作家、トーベ・ヤンソンの「ムーミン」を〝多様性〟の象徴に/ⒸMC™

教育現場では、ファッション・ハウジングデザイン学科を中心に、「ムーミン」を使ったキーアートやノベルティグッズなどの作成のほか、企業へのデザイン提案などを通して産学連携へとつなげていく予定です。また、画家(芸術家)でもあった作者の芸術性や文学性、哲学性などについても、学びや研究を推進。「ムーミン」にフォーカスした「神戸松蔭大学」に注目ですね。

詳細はホームページから https://www.shoin.ac.jp/

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