台湾人観光客「は?」、日本の店員の態度にキレる―台湾メディア

日本を訪れた台湾人観光客が店員の態度に怒りをあらわにする出来事があったようだ。写真は大阪。

日本を訪れた台湾人観光客が店員の態度に怒りをあらわにする出来事があったようだ。台湾メディアのミラーメディアが2日付で伝えた。

同記事は「日本への旅行は移動時間が短いことやコストが低いこと、現地の特色ある文化やグルメを体験できることから、多くの台湾人が好んでいる」とする一方、「このほど日本を訪れた台湾人観光客が非友好的な店員に出くわした」として、台湾のSNS・Dcardに投稿された内容を紹介した。

それによると、投稿者の台湾人観光客の女性は先日、大阪の中古品販売店でフィギュア2箱を購入した。価格が5000円を超えたため免税手続きをしてほしいと店員に伝えたところ、店員はこれを無視。女性が何度も求めると、店員はしぶしぶパスポートを受け取り、免税手続きをしたという。

ところが、店員は会計を済ませるとレシートをカウンターにたたきつけて渡してきたといい、驚いた女性は「は?」の声と共にレシートを拾い上げて再度カウンターの上に投げ、店員をにらみつけた。すると店員も驚いたのか謝罪してきたとのこと。

女性は「この店員の態度が改善するかどうかは分からないし、後で他の店員に陰口をたたくかもしれないが、いずれにせよ私はもうここには行かない」と宣言した。

記事によると、この投稿は反響を呼び、他のユーザーからは「日本人の礼儀正しさは完全に身に付いているものだが、通常心の中はそれと一致していない。特に外国人に対してはそう」「普通だよ。日本にもおかしい人はたくさんいる。2年住んでみて見方が完全に変わった」「日本人は日本語が話せない人への風当たりが強い」「どの国でも同じだろう。台湾にも接客態度がひどい店員はいる。強気に対応すればいいんだよ」といったコメントが寄せられているという。(翻訳・編集/北田)

© 株式会社 Record China