「A dream come true(夢が叶った)」Rマドリード加入決定のエムバペが少年時代の写真公開

スペイン語、英語、フランス語で、「夢のクラブの一員に。誇りに思う」とインスタグラムで熱い想いをつづる。

スペイン1部レアル・マドリードは日本時間6月4日、フランス1部パリ・サンジェルマンを退団しフリートランスファーになったフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の来季2024-25シーズンの加入を正式に発表した。

エムバペはこの発表とともに、自身のSNSのインスタグラム(@KMbappe)を更新。少年時代にレアル・マドリードのクラブハウスと練習場を訪れた際、目を輝かせて着用したレアル・マドリードのジャンパーのエンブレムに指を差したり、興奮した表情を浮かべたりしている4枚の写真を公開している。

そして25歳のスーパースターは、スペイン、英語、フランス語の順番で並べて、次のようなメッセージを発信した。

「夢が叶いました。

夢のクラブの一員になれてとても幸せで、誇りに思います。

レアル・マドリード。この瞬間の幸せな気持ちと興奮を言葉にすることはできません。

マドリディスタの皆さん、会えるのが今から待ち切れません。

ハラ・マドリード!」

そのようにエムバペは興奮気味に喜ぶをつづっている。

2年前にも”白い巨人”と一度は口頭合意に至りながら、もはや彼だけでは決断を下せない状況にあり、土壇場でパリSGとの再契約に至った。今回も、レアル・マドリードを大幅に上回る条件が準備され、一時はパリSG逆転残留説……その選択肢が残されているとも噂されていた。

ただし全クラブとの交渉解禁になる1月の段階で、エムバペはレアル・マドリード行きを心に決め、その後の仲介人らによる交渉もスムーズに進んでいった。2月の段階で、基本合意に至ったと言われる。

2年前、顔に泥を塗られる形になったレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長も、今回契約を結ばないようであれば、二度と交渉しないと通告していたと言われる。

パリSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長からエムバペへの様々な猛烈なアタックも続いたと噂される。しかし、この夏、エムバペは一貫して「夢」に向かうスタンスを貫いた。

レアル・マドリードは公式サイトで、「キリアン・エムバペがレアル・マドリードの新加入選手になる。25歳にしてパリ・サンジェルマンでシーズン自己最高得点(44ゴール)を記録したばかりで、6年連続でフランスリーグ得点王(今季27ゴール)を獲得。欧州チャンピオンズリーグにも臨んだワールドスターがやって来た」と紹介している。

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『スカイ』によると、エムバペは契約金1億ユーロ(8500万ポンド)(約170億円)、年俸・税抜き1500万ユーロ(1280万ポンド)(25億5000万円 )で、2029年6月まで5年契約を結んだという。

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