「僕にも名前を付けて」 復顔弥生人2人目、鳥取

復顔された10代前半の弥生人の胸像(鳥取県立青谷かみじち史跡公園提供)

 鳥取県は、青谷上寺地遺跡(鳥取市)から出土した弥生時代の頭蓋骨を基に復顔した、10代前半の少年の名前を募集している。6月30日まで。復顔された弥生人の名前募集は、2021年に話題となり「青谷上寺朗」と名付けられた成人男性に続き2人目。少年は髪が太く、肌色はやや濃く、二重まぶたなどの特徴がある。

 1人目の青谷上寺朗は最も似ている人を決める「そっくりさんグランプリ」が開催され、注目を集めた。県立青谷かみじち史跡公園文化財主事の北浩明さん(46)は「前回はとてもすてきな名前を付けてもらったので、今回も楽しみ。弥生人を知るきっかけにしてほしい」と話した。

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