EUROへ向けた最終調整がスタート!クロアチアがマイェルの2発などで北マケドニアに快勝

EURO2024を控えるクロアチア代表が4日、ホームで北マケドニア代表との国際親善試合に臨んだ。

ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)が合流していないクロアチアは、この試合が同代表での100試合目となるマテオ・コヴァチッチ(マンチェスター・シティ)がキャプテンマークを巻いて先発。「4-2-3-1」のシステムで最前線にはブルーノ・ペトコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)が入り、2列目にイヴァン・ペリシッチ(ハイドゥク・スプリト)、アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)、ロヴロ・マイェル(ヴォルフスブルク/ドイツ)を並べた。

試合が動いたのは10分、クロアチアがゴール正面やや右の位置でFKを得ると、マイェルの左足から放たれた鋭い軌道のボールがゴール右を射抜いて先制。その後も主導権を握ったクロアチアは45分、ゴール正面の位置でDFを引きつけたペトコヴィッチがヒールで流したボールをマイェルが受け、ボックス中央に侵入し、今度は右足でゴールネットを揺らした。

前半で2点のリードを奪ったクロアチアは、メンバーを入れ替えつつ迎えた79分、左サイドからのクロスに途中出場のアンテ・ブディミル(オサスナ)が頭で合わせるも、これはGKがセーブ。しかし、こぼれ球を同じく途中出場のマルコ・パシャリッチ(リエカ)が押し込んで3点目を奪った。結局、試合は3-0で終了し、本大会へ向け、クロアチアが上々のスタートをきった。

クロアチアはEURO2024の本大会で、前回大会覇者のイタリア代表に加え、大会最多タイ3度の優勝を誇るスペイン代表、予選でチェコ代表やポーランド代表を抑えてグループ首位通過を果たしたアルバニア代表と同居。“死の組”と称されるグループBに組み込まれている。

【スコア】
クロアチア代表 3-0 北マケドニア代表

【得点者】
1-0 10分 ロヴロ・マイェル(クロアチア代表)
2-0 45分 ロヴロ・マイェル(クロアチア代表)
3-0 79分 マルコ・パシャリッチ(クロアチア代表)

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