「誰が私をお嫁にほしい?」福原愛が中国SNSで「結婚相手」募集…ファンがドン引きしたリップサービスの中身

長男連れ去りをめぐり、元夫と和解した福原愛(写真・時事通信)

2022年7月、元夫の江宏傑氏との間で勃発した長男連れ去り騒動をめぐり、刑事告訴される事態にまで発展した元卓球女子日本代表の福原愛。2024年3月、記者会見で元夫側と和解したことを明かし、一連の泥沼報道にケリをつけた。それから約3カ月――。

日本と台湾における致命的なイメージ悪化を受け、活動が難しくなった福原が拠点とするのは、幼少時代からの根強いファンがいる中国だ。

「福原さんは、中国のSNS『小紅書(RED)』『微博(ウェイボー)』を唯一の発信ツールとして使い、自身の近況に加え、日本の化粧品やファッションについて発信しています。

ライブコマースもおこなっていますが、思うような収益をあげられず、苦戦しているようです。福原さん自身、そんな状況に焦りを覚えていたのか、先日こんなことがありました」

呆れまじりで語るのは、中国圏に詳しいジャーナリスト・角脇久志氏だ。

「5月23日、福原さんが『微博』でおこなったライブ配信で、いきなり結婚相手を募集しだしたんです。彼女は流暢な中国語で、次のように話しました。

『誰が私をお嫁にほしいの? 私と結婚したら、昼間はしっかり仕事をしてるけど、子供の面倒もお年寄りの面倒もしっかり見るわ。子供が寝てからも、家事をしますよ。朝は誰よりも早く起きて、夜は1~2時にいちばん遅く寝る。家の中もトイレはもちろんピカピカに掃除するし、料理もできる。しかも、料理は中華はもちろん、日本料理も洋食もアメリカンも作れるわ。だから、私をお嫁にもらえば、とってもお得ですよ!』

とにかく終始ハイテンションで、白い衣装を見せびらかしながら『花嫁衣装みたいでしょう? さあ、誰が私をお嫁にもらってくれるの?』とリップサービスしていました。

ちなみに、この投稿には小さな字で、『これは演技で、内容は真実ではありません』と但し書きが入っていたので、福原さん流のジョークだと思われます。とはいえ、彼女のW不倫・親権騒動を知る人々からすれば、完全にドン引きですよ」

案の定、これを報じた台湾ネットメディア「TVBS」のFacebookページには、「おまいう(お前が言うな)」的批判コメントが殺到した(以下、編集部訳)。

《大事なことは、この人は他人の男を寝取るということだね》

《元夫の江宏傑は本当に不運だった》

《あなたと結婚なんかしたら本当に不幸だよ。そこらじゅうで不倫しないと満足できないんだものね》

こうした批判的な声を気にしたのだろうか、「結婚相手募集」投稿は、アップからほどなく削除されている。

「福原さんのライブ配信を報道した台湾メディアのコメント欄は、書き込みのほとんどが不倫についての非難、揶揄、ヘイトとなっています。『ウェイボー』では『愛ちゃん、頑張って!』『永遠に応援するから』などの声も見られましたが、子供の連れ去り事件を蒸し返されないように、火消しのために慌てて削除したのでしょう。

彼女にとっては、満を持して解禁した奥の手とも言える “結婚” ネタだったのかもしれませんが、ウケ狙いのジョークにするにはあまりにアンチを作りすぎましたね」(角脇氏)

一方で、今回の報道で露呈したのは、中国における福原の求心力の低下ぶりだ。ライブ配信を取り上げた中国メディアはわずかで、あるネットニュースについたコメントはたった2つのみ。

かつて福原が中国に好意的な発言をするだけで芸能・スポーツニュースがこぞって取り上げたものだが、その頃に比べるとかなり寂しい状況と言える。

「中国で国民的人気を誇った福原さんの『ウェイボー』フォロワー数は、現在も542.5万人います。しかし、2021年3月の不倫騒動前は、投稿に5万もの “いいね!” がつくほど人気でしたが、最近の投稿には500~1400ぐらいと、かなり減っています」(同)

中国でもファン離れが進む福原は、はたして今後、どう動くのか――。

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