土屋太鳳"同性に好かれる女優"に大変身の裏に"Snow Man御用達" 出演作が次々ヒットの追い風も

好感度急上昇の土屋太鳳(C)日刊ゲンダイ

共演者との距離の近さなどから、「同性に嫌われている女優ランキング」の常連だった土屋太鳳(29)の好感度が、ここに来て急上昇している。6月1日には女優の矢田亜希子(45)が、自身のインスタグラムに「先日の番組収録で久々に会えた」と、土屋とのツーショット写真を投稿したことでも注目を集めた。

土屋の評価上昇のきっかけは3年ぶりに主演した映画『マッチング』(KADOKAWA)が今年2月に公開され、興行収入が10億円に迫るスマッシュ・ヒットを記録したこと。観客動員数も65万人を突破し、関係者の間では早くも続編の製作が囁かれている。

またヒロインを務める『帰ってきた あぶない刑事』(東映)も5月24日に公開され、3日間の興収は約3億5000万円、観客動員数も約25万人で「週末動員ランキング」(興行通信社調べ)で堂々の初登場1位を記録した。現状維持のままならシリーズ前作『さらば あぶない刑事』(2016年1月公開)の16億円を大きく上回り20億円超の数字も視野に入って来る。

そして8月2日公開予定の『赤羽骨子のボディガード』(松竹)では、女として生まれながらも男として育てられた尽宮正親役として、アッシュピンクのショートヘアに眼帯という姿で、主演の『Snow Man』ラウール(20)と見事なアクション対決も披露。土屋は関係者にも"今やヒット作品には欠かせない存在"と認識されつつある。

■STARTO社の“お墨付き女優”といえば有村架純だが…

かつて同性から敬遠されがちだった土屋がナゼ、これほど引く手あまたなのだろうか。

「Snow Manメンバーとの共演女優として"お墨付き"を得ているのが大きいでしょう。昨年3月には目黒蓮(27)と『わたしの幸せな結婚』(東宝)、『マッチング』では佐久間大介(31)、そしてラウールです。昨年1月に『GENERATIONS from EXILE TRIBE』片寄涼太(29)との結婚・出産を発表し、子育てと仕事を両立させていることが同性からの好感度を上げ、スノ担(Snow Manファンの総称)にも安心感を与えたのかもしれませんね」(芸能関係者)

2017年12月に公開され、興収約28億2000万円を記録した『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(松竹)以降、数字的には頭打ちの状態が続いていた土屋にとっては"Snow Man御用達"というポジションを得たのは最大の追い風になっているのかもしれない。

もっとも、"『STARTO ENTERTAINMENT』お墨付き"と言ってすぐに思い浮かぶのは、7月期の"月9"『海のはじまり』(フジテレビ系)で"同じみずがめ座生まれ"の目黒と共演する有村架純(31)の存在だろう。

「目黒と恋人役を演じることのできる有村の方が、"御用達女優"としては認知されていると言えるでしょう。ただ昨年、『King & Prince』髙橋海人(25)と"半同棲熱愛報道"が公になったことに違和感を抱くファンも増えたようですから、近い将来、御用達女優交代劇があるかもしれませんね」(別の芸能関係者)

スノ担から"お墨付き"をもらった土屋と有村の、トップを巡る争いもおもしろくなりそうだ。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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