笹生優花が日本勢トップの6位浮上 渋野日向子は61位 パリ五輪出場権争いも激化【女子世界ランキング】

笹生優花が日本勢トップとなる6位に浮上した(撮影:ALBA)

6月3日付の女子世界ランキングが発表された。今季海外メジャー2戦目の「全米女子オープン」で日本人史上初の2度目のメジャー制覇を成し遂げた笹生優花が24ランクアップで日本勢トップの6位に浮上した。

同大会で2位に入った渋野日向子は192位から61位まで順位を上げた。また、パリ五輪の出場権争いも激化。6月24日時点の世界ランキングを基にした五輪ランクで決まり、各国上位2人に出場権が与えられるが(世界ランキング15位以内に3人以上いる国は、最大4人まで出場権を得る)、日本勢2番手となる19位(1ランクダウン)の畑岡奈紗に対し、同大会で6位だった古江彩佳が3つ上げて22位、山下美夢有も25位と迫っている。

大会終了後のインタビューで古江は「残り少ないので、オリンピックに向けて1つ1つが大事だと思うので、しっかり精一杯頑張りたい」。さらに山下は「このメジャーでまずはしっかり上位で戦えたっていうのはすごい良かったなと思うので、残り2試合も精一杯頑張りたいなと思います」とそれぞれ五輪への思いを口にした。

同大会9位に入った竹田麗央と小祝さくらはそれぞれ、は40位(5ランクアップ)、47位(4ランクアップ)と順位を上げた。「ヨネックスレディス」で6年ぶりとなる復活優勝を遂げた新垣比菜は101ランクアップの246位となった。

1位ネリー・コルダ、2位リリア・ヴ(それぞれ米国)、3位にセリーヌ・ビュティエ(フランス)、4位イン・ルオニン(中国)、5位ハナ・グリーン(オーストラリア)とトップ5の順位変動はなかった。

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