FX投資名目で1030万円詐取被害  四日市の女性・三重

 【四日市】三重県警四日市南署は3日、四日市市の50代女性がSNS(交流サイト)で知り合った人物に、FX(外国為替証拠金取引)への投資名目で現金1030万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性は昨年10月上旬、SNSで株に詳しい人を探し、知り合った人物に「財産価値の向上チーム」という名前のSNSグループを紹介され、参加。グループのメンバーからFX投資を勧められた。

 女性は同年11月、メンバーの指示で、6回にわたって現金計1030万円を毎回異なる口座に振り込み、だまし取られた。同様の被害に関する報道を見て、昨年末に同署に相談。先月31日に被害届を提出した。

© 株式会社伊勢新聞社