4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。外国為替相場の円高ドル安進行を嫌気した。前日までの2営業日で800円超上昇していたため、利益を確定する売り注文も出やすかった。
午前終値は前日終値比173円78銭安の3万8749円25銭。東証株価指数(TOPIX)は12.85ポイント安の2785.22。
円高進行が輸出関連企業の業績悪化につながるとの見方から、自動車株や機械株の一角を中心に売られた。株価水準が高い値がさ株として知られるファーストリテイリングが売られたのも相場の押し下げ要因となった。