［３日 ロイター］ - 米大リーグ（ＭＬＢ）パドレスに所属するトゥクピタ・マルカノ内野手が野球賭博の疑いで永久追放の可能性があると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルや米ＥＳＰＮが３日に報じた。
マルカノはパイレーツに所属していた昨季、負傷者リスト（ＩＬ）入りしている際にパイレーツ戦に賭けたという。この件にはマイナー選手４人も関わっているとされる。
ＭＬＢの規定では「賭けた人間が関わる試合」に賭けた場合は金額にかかわらず永久に出場停止処分、無関係の試合ならば１年間の出場停止処分となる。
ベネズエラ出身で２４歳のマルカノは２０２１年にパドレスでメジャーデビュー。通算では打率２割１分７厘、５本塁打、３４打点、７盗塁の成績を残している。パドレスに復帰した今季は開幕前に右膝を手術したため出場していない。
