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震災と原発事故の教訓を後世に伝える語り部が、今年9月、初めて海外へ派遣されることになりました。
語り部の団体でつくる「ふくしま語り部ネットワーク会議」は3日、今年度1回目の会合を開き、今年は語り部を初めて海外に派遣することが報告されました。
派遣先は、フランスのモンベリアール市で、今年9月、パネル展に合わせて、語り部2人を派遣し、被災した当時の状況などを「生の声」で伝えます。
ふくしま語り部ネットワーク会議・青木淑子会長「原子力災害を含む複合災害は言葉で語らなければ分からないから、語り部が展示と一緒に講演ができるというのはすごく意味のあることだと思う」
ネットワーク会議では、国内外に語り部の活動の場を広げることで、より多くの人に福島の経験と現状を伝えていきたいとしています。
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