東急で「ひかりチャイム」?!新幹線ラッピングトレイン車内放送で復刻

「新幹線ラッピングトレイン」東急5000系 2024年05月17日撮影

東急電鉄は2024年7月1日(月)から、「新幹線ラッピングトレイン」2編成の車内放送において、かつて東海道新幹線で使用されていた「ひかりチャイム」を現代風に復刻して放送します。使用車両は、3020系3123Fと、5050系4105Fです。

「新幹線ラッピングトレイン」は、3月から3020系と、5月から5050系4000番台のそれぞれ1編成を使用して運行されているもので、いずれも「白地に青色のライン」でお馴染みの東海道新幹線の外装を模したラッピングが施されています。

「ひかりチャイム」の復刻は、東急新横浜線下り新横浜駅到着時の到着放送、上り新横浜駅発車後の案内放送で使用。3020系のラッピングトレインは7月1日(月)から、5050系4000番台のラッピングトレインは2024年秋頃から使用されます。

本家の「ひかりチャイム」は、1988年3月から2003年11月まで東海道・山陽新幹線で使用されていましたが、以降の車内チャイムはJR東海、JR西日本が展開するキャンペーンソングに移行しています。2015年2月から山陽新幹線40周年を記念して、新大阪駅をのぞく山陽新幹線各駅の接近メロディとして復活しているものの、関東では21年ぶりの復刻使用となります。なお、今回の復刻使用にあたっては、作曲家の向谷実氏がアレンジを行います。

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